DAY DREAM

「競撮」というこの本のスタイルがどのようにして生まれたのか知らないが、ともかくもこのスタイルによって描き出されているのは、安達祐実という対象の難しさである。  『大人になった安達祐実』の中に、あるいは彼女を観る側の中に存在する『あまりにも変わらないあの安達祐実』をどう捉えるか。 6人のカメラマンが彼女と向き合うスタンスの差が、虚実を浮き彫りにしていく。 『大人になった安達祐実』を可もなく不可もなく撮り上げる(この言いかたは失礼で、実際にはかなり高難度と思われる、彼女のニュートラルな魅力の撮影に成功している)尾形氏の作を巻頭に置いたところから考えると、送り手はその事にかなり自覚的なのだろうと思う。 

価格:2,625円(税込)

安達祐実の『DAY DREAM』以外の写真集一覧